2020年度 大学院生のみなさんへ
理工学研究科生命科学専攻・博士前期課程,博士後期課程の皆さんへ
2020年4月20日
新入生の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症対策のため、摂南大学では皆さんと教職員の健康と安全を第一に考えて、入学式とオリエンテーションを中止いたしました。このような先例のない状況ではありますが、前期課程7名、後期課程3名の新入生を迎えることができたことを大変嬉しく思っております。さあ、これからという矢先に、緊急事態宣言が大阪府に発令され、授業開始が5月25日まで延期されました。この間は自宅待機となり、皆さんにとって、思いもよらない学生生活のスタートとなりましたが、大阪府では感染者数が既に千人を超えており、いつオーバーシュートしてもおかしくない状況になっています。一人一人が行動を自粛し、どのような行動で何が起こるかを想像しながら、感染拡大を防ぐ意識を絶えず持ち、日々を過ごしてください。
本専攻では、授業開始に向けて準備を進めております。詳細が決まるまでは、指導教員の指示に従って自宅待機をお願い致します。皆さんを大学に迎えて、1日も早く授業ができること、各研究室での実験の開始を心から願っております。
在校生の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、大学院の理工学特別研究と特別研究の開始を5月25日まで見合わせることになっております。学位論文の進行に不安を感じている皆さんも多いことかと思いますが、本専攻では、授業再開に向けて学科教員で対応を協議しております。とは言え、教員も自宅待機であり、メール会議のため、情報発信が遅延したことをお詫び致します。
現状から考えますと、少なくとも、授業担当教員、指導教員及び学生は、 `
- 「感染防御」に対する正しい知識を有すること
- 感染予防対策を講じた上で3密(密閉,密集,密接)を避けること
- 滞在時間を最小限にし、デスクワークを自宅で行うこと
- 体調管理を行うこと(感染症状がないことを健康観察シートで確認できること)
- 動物実験や培養実験などの継続中の実験は、政府、自治体のコロナウイルス対策(緊急事態宣言など)に対応できるように計画すること(新しい実験動物の購入はできません)
- 登校開始日の2週間前から行動を自粛していること
の条件下(少なくとも上記6項目は授業再開に必須ですが、オーバーシュートなどの不測の事態が生じると、さらに厳しい制限がかかります)でも、皆さんと教職員の健康と安全を考えると、大学での授業再開が微妙であると考えております。
感染状況は日々状況が変化しており、その都度、対応を教務課とも協議、見直しながら、随時、学科HP、メール(指導教員経由)等で連絡致します。皆さんには、指導教員との連絡を密にしていただき、毎日の行動自粛を改めてお願い致します。
前期課程主任 川崎勝己
後期課程主任 尾山廣
